4G A7/S7/RS7

A7 Sportback(初代)
2010年7月26日、発表[3]。実車は同年9月30日、パリモーターショーにて初公開された[4]。

エンジンはガソリン2種、ディーゼル1種の計3種類が用意される。ガソリンエンジンにはV型6気筒 3.0L スーパーチャージャーのTFSIエンジンと同2.8L NAのFSIエンジンの2種類が用意され、ディールエンジンにはV6 3LのTDIエンジンのみが用意されるが、ディーゼルエンジンについては最高出力245PSと204PSの2仕様が設定されている。トランスミッションは四輪駆動車に7速Sトロニックが、FF車にはCVTが組み合わせられる。なお、日本ではFFモデルはラインナップされず、四輪駆動モデルで右ハンドルのみとなる。

駆動方式はクワトロシステムが採用された四輪駆動車のほか、2.8Lガソリンエンジン車および204 PS仕様のディーゼルエンジン車にはFF車も用意される。

プラットフォームにはMLBプラットフォームが採用され[5]、C7系A6と共通のスチールモノコック構造が採用されるが、外板の多くはアルミ製となっている[2]。

タイヤにはアウディと横浜ゴムが共同開発した「ADVAN Sport」が採用された。ADVAN Sportの採用はアウディとしてはS6、S8、Q7に次いで4車種目となる[6]。

2014年5月22日、欧州にてマイナーチェンジモデルを発表[7]。3.0L直噴V型6気筒ターボディーゼルエンジンが投入され、最高出力は218psと272psが用意された。エクステリアはバンパー、グリル、ヘッドライト、テールランプ、マフラーなどのデザインを変更。また、「マトリックスLEDヘッドライト」をオプション設定した。

2014年7月14日、欧州にて「3.0TDI コンペティション」を発表[8]。アウディのディーゼルターボエンジン「TDI」の誕生25周年を記念したモデルで、最高出力326hp(オーバーブーストモードでは346hp)、最大トルク66.3kgmを発揮する3.0LV型6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載する。

2014年11月19日、ロサンゼルスモーターショーにて燃料電池PHVのコンセプトカー「h-tronクワトロ」を初公開した[9]。
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